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ピル処方 pill

ピルの種類

ピル

一般にピルと言われると低用量ピルがよく知られていますが、ピルには目的によって大きく4つの種類があります。

  1. 月経困難症の治療 (LEP)
  2. 避妊(OC)
  3. 月経移動
  4. 避妊のない性行為や避妊に失敗した際に妊娠を避ける(アフターピル)

治療のために処方される場合のみ保険適応となり、避妊目的・月経移動・緊急避妊ピルは自費診療となります。

月経困難症の治療のためのピル(LEP)

月経困難症の治療のために内服する低用量ピルでは保険適応となります。含まれているプロゲスチンの種類によりいくつか種類があり、また、休薬期間が7日間、4日間、休薬無しのタイプ等様々です。ご相談のうえ選択させていただきます。

避妊のためのピル(OC)

1相性、3相性の2種類のタイプがあります。それぞれに利点欠点がありますので、ご相談のうえ選択させていただきます。

月経移動のためのピル

特別な予定によって生理日を何日か移動させたい方は、中用量ピルによる月経移動が効果的です。生理日を早めることも遅くすることも可能ですが、余裕をもって、早めにご受診ください。なお、中用量ピルは吐き気やむくみなどの副作用が出る場合があります。

アフターピル

妊娠を望まない女性が避妊をせずに、または避妊はしたものの避妊の手段が適切ではなかった場合に緊急避難的に妊娠成立を阻止するものです。 性交後72時間以内にレボノルゲストレル1.5mgを服用します。

ピルのメリットとデメリット

メリット

ピルはきちんと服用すれば様々なメリットがあります。100%に近い避妊効果、月経痛や月経困難症の緩和はもちろん、過多月経の改善、子宮内膜症の治療、月経周期の安定、PMSの改善なども望めます。そのほか、ニキビの改善、卵巣がんや子宮体がんリスクの減少も報告されています。

デメリット

ピルにはデメリットもあり、人によっては吐き気、頭痛、不正出血、胸の張り、むくみなどの症状が出る場合もあります。これらの副作用は1-3周期飲み続けると改善することが多いです。また、年間1万人当たり3~9人と少数ではありますが血栓症になる方もいらっしゃいます。

服用の際の注意

低用量ピルは血栓症のリスクを高める要因のある方(喫煙、40歳以上、肥満、前兆のある片頭痛など)は服用できない場合があります。その他にも服用できない疾患や症状がありますので該当するものがないかどうか診察の際に詳細な問診や検査を行わせていただきます。